広島アートプロジェクトは、2011年より新しいプロジェクトに挑戦していきま す。活動の舞台を広島市内から広く瀬戸内地方に眼を向け、他市での文化調査や連携を強化していきます。そして、「半農半芸+ちょっと漁」というテーマのもと、農業(漁業)と芸術の恊働による新たな現代アートの社会的役割を、日本の里山里海を支える離島との地域連携によって探求していきます。

2011/11/21

みかんの収穫!


みかん栽培は百島の産業の一つとして、これまで島の人々の生活を支えてきました。
現在は生産者も減り、荒れて山と一体化してしまったみかん畑も多い中、赤松嗣美さんご一家は今もみかんの出荷を続けておられる数少ないみかん農家です。

スタッフは先週、赤松さんが栽培されているみかんの収穫を少しだけお手伝いさせていただきました^^

まずは「採果はさみ」の使い方講座から。

















柑橘類の収穫に使われる採果はさみは、刃が反った独特の形をしています。
これはみかんをコンテナに詰める際、枝が残っていると果皮を傷つけてしまうので、
へたのギリギリまで切り落とすためだそうです。


一つずつ丁寧に収穫

















赤松さんが子どもの頃は、山の上方までみかん畑に覆われていて、
収穫期には子ども達もお手伝いするために授業が早く終わっていた程だそう。

しかも今年は、隔年で来るみかんの「当たり年」。
一本の木からの収穫がなかなか終わりませんでした。
気ままに好きな分だけ摘むみかん狩りとは違い、やっぱり大変ですね…


甘酸っぱくてみずみずしい!
















「みかん食べながらやってね」とのお言葉に甘え、
摘み立てのみかんで渇いたのどを潤すスタッフ。


奥の方も残さず収穫します






橙に染まったみかんと濃い緑の葉のコントラストがきれい!









 

















収穫したみかんはコンテナで倉庫へ運び、棚に広げて布を被せておきます。
こうして寝かすことで甘みが増すのだそうです。


















良い運動ができて昔のお話なども聞けたうえ、しっかり一人ずつお土産のみかんもいただいてしまいました^^
赤松家のみなさん、どうもありがとうございました!





☆おまけ☆

さて、大量にいただいたみかんの一部を後日調理してみました。




一つめはひき肉、にんじん、さつまいもと一緒に
潰したみかんを煮て、きざんだワケギと一緒にうどんにのっけて食べる創作料理!
肉と野菜のうまみとバターの風味の中に、ほんのりみかんの甘酸っぱさが残る感じ。
ご飯でもいけそうですが洋風な味付けだったので、パスタの方が合うかもしれません。






















 

そして普通にみかんジャム。
研究室の人にも食べてもらったところ、「マーマレードとは違ってちゃんとみかんの味がする」「甘酸っぱくて美味しい」「家で作りたい」等々、なかなかの好評でした^^

生クリームやヨーグルトとの相性も◎
















調子に乗ったので、今度はみかんホットケーキでも作ってみようかと思います。
みなさんも、普通に食べるのに飽きたら是非試してみてください!






(M.T)

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